ライセンスを取得しよう ~ STEP2

このステップでは、いよいよ射撃場に行って本物の散弾銃で「実射」を体験することになります。

STEP2 「射撃教習」… 射撃場で安全な銃の扱いを学ぶ

「射撃教習」の準備をしましょう

①必要なのは「教習資格認定申請」「猟銃用火薬類等譲受許可申請」です。これは「猟銃等講習会(初心者講習)」と同じく、住所地の警察署で申請を行います。「銃用火薬類等譲受許可証」とは「射撃教習」のときに使用する「散弾実包」を購入するための申請です。無事に申請が通ったら、「射撃教習」を実施している射撃場と開催スケジュール、装弾販売所の有無を調べて電話で予約を入れておきましょう。

「散弾実包」(タマ)を購入しましょう

②「射撃教習」では実射で「トラップ」「スキート」種目のどちらかを選択して行いますが、それぞれ使う「散弾実包」が異なるので注意してください。「猟銃用火薬類等譲受許可証」ではどちらでも購入可能で、トラップは「12番7.5号(ナナハン)」、スキートは「12番9号」を最寄りの銃砲火薬店で購入しておきましょう。

予約した射撃場によっては装弾販売所が併設されていますからその場で購入することもできますが、教習当日に装弾販売所が営業しているか事前確認はしておいたほうが良いでしょう(お休みだと教習がうけられないことに…)。なお「射撃教習」が終わったら、「猟銃用火薬類等譲受許可証」は警察署に返納しなくてはなりません。

射撃場で「射撃教習」を受けましょう

安全に銃を扱う技能を習得するのが「射撃教習」の目的です。まず銃と装弾の仕組みと扱い方、射撃時のマナーなどを講義とテキストで学び、その後、射撃場の銃を借りて実射を行います。実射は「トラップ」「スキート」のどちらかを選んで行い、トラップなら25枚中2枚、スキートは25枚中3枚のクレーに当たれば合格です。合格すればその場で「教習終了証明書」が交付されます。

はじめて銃を撃つのに当てなくてはならない…緊張とプレッシャーの場面…ですが、「安全第一」です。試験官はあなたが自分だけでなく、周囲にも気を配り「安全に行動しているか」に注目しています。

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