#301 東京五輪・パラ日本選手団公式ウェア発表会

THE SHOOTERS No.301 / 2020年3月16日発行 より抜粋

中山由起枝選手 登壇

東京五輪・パラリンピック日本代表選手団が着用する公式スポーツウェア発表会が2月21日、都内室町三井ホール&カンファレンスで開催され、5回目の五輪代表に内定しているクレー射撃の中山由起枝選手(日立建機)が他のアスリート代表12名と共に登壇した。

五輪とパラリンピック全55競技の選手らが表彰式や移動時、選手村滞在時などで着用する公式ウェアのコンセプトは「ジャポニズム」。「折形(おりがた)」や「かさねの色目」といった日本の伝統的なデザイン技法と高い通気性や可動性などの先端の技術を取り入れた。

メインカラーは朝日が昇る力強さをイメージした「サンライズレッド」を基調。

環境にも配慮し、メーカーでは不要になった衣類を集めるプロジェクトを推進。集まった約4トンの中からポリエステルのみを抽出。そこから作られた糸によって、公式スポーツウェアは作られている。

中山選手は「(公式ウェアは)日本代表の証しのようなもので特別なモノです。(着ると)代表選手としてスイッチが入り、モチベーションが上がります」と実感を込めてコメントした。

(広報担当 坂本 強)

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