2020年7月4日(土)~5日(日) : 岡山県クレー射撃場
~文頭にあたり~
今般の新型コロナウイルス感染症にて罹患された皆様、そして令和2年7月豪雨にて被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げます。今大会も開催出来るかどうか心配しておりましたが、本部を中心に各方面と相談を重ね実施することとしました。また新たな大会形態と感染防止の対策を実施しながら前例のない大会を行うこととなりました。
皆様が今この紙面を少しでも落ち着いた状況で読んでいただいてること、切に願っているところです。
~ブロック別本部公式大会とは~
本年度より本部公式の形態が変わりました。と言っても選手の皆様には大きく変わったと感じることはなかったと思います。今大会では参加賞が岡山名物の「きびだんご」になったくらいでしょうか(笑)
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今までの本部公式「春季」「夏季①」「夏季②」「秋季」の4大会は本部主体で企画・運営をしておりました。これを全国4ブロック
①北海道・東北 ②関東
③東海・北信越・近畿
④中国・四国・九州
に分割し、本部のサポートを頂きながら担当ブロックを中心に企画・運営することとしました。
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これにより参加料を減額しながら更にコストを抑えコンパクトかつ地域性が出る大会とするように「ブロック別本部公式大会」とリニューアルしました。
~7月3日(大会前日)~
9時より公開練習が行われました。続々と選手が集まり、練習を始めます。みんなやっと射撃場で再会できた安堵感。「久しぶり!」「元気だった?」と笑顔で挨拶します。とはいってもこのコロナ渦の中。マスク越しに会話は少なく、いつもと違う緊張感の中にあると感じました。
今年は121名の参加をいただきました。運営側も作業が「3密」にならないよう、必要最小限の設営準備となりました。本来のぼり旗を掲げ、もっと盛り上がるムード作りが叶わなかったのが残念でした。
13時より役員打ち合わせの後、15時公開練習を終了しトラップ・スキート各2面をセットしました。
~7月4日(大会1日目)~
新型コロナ対策優先の運営となりました。
選手受付を予定時間より早めて実施。受付担当はフェイスシールドを装着。選手は受付で体温測定。更に「新型コロナウイルス感染防止チェックシート」で健康状態を報告するなど感染対策重視の受付となりました。
降雨の中、8時30分競技開始。各射面で緊張感のある競技が行われました。特にスキートでは1ラウンド目からストレート(満射)が出てハイレベルの予感。東京都の柳英志選手が2・3ラウンド目に50ストレートを達成と熱い戦いが繰り広げられました。
7時30分より開会式。内容も短縮しての実施。不老大会会長、春田英夫岡山県クレー射撃協会長の挨拶、寺西競技委員長の競技上の注意のあと2日間にわたる大会が開始されました。
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~7月5日(大会2日目)~
天気も回復傾向の中、残り予選2ラウンドの競技開始。ファイナル進出・全日本選手権出場枠獲得へ最後まで熱い戦いが繰り広げられました。トラップ・スキートともシュートオフの末、ファイナル進出上位6名が決定。
トラップ種目ファイナリスト
二上(京都)、川井(奈良)、松村(奈良)、小野寺(神奈川)、大内(長野)、大川(山形)
予選終了時刻が遅れる中、全役員で準備し定時にファイナル開始。
追いすがる予選6位通過の大川とベテラン川井を下し、予選トップ通過の二上選手が見事優勝しました。
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(写真は予選中)
スキート種目ファイナリスト
脇屋(三重)、石原(栃木)、柳(東京)、丸山(三重)、井川(神奈川)、泉(愛媛)
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地元ブロックから泉選手が進出。オリンピック内定選手2名を含め、激戦が繰り広げられました。その結果ゴールドメダルマッチは同点。脇屋選手と石原選手とのシュートオフの末、脇屋選手が優勝しました。
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本大会の成績は[こちら]をご覧ください。
閉会式もソーシャルディスタンスを確保しながら内容を省略しながら行いました。不老大会会長より「これから日本クレーは様々なことにチャレンジしていきます」とのお言葉がありました。今大会は新型コロナウイルスとの「戦い」ではなく、「共存」しながらチャレンジした大会ではなかったかと思います。
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文末にあたり、今大会に参加いただきました選手の皆様、運営にご協力いただきました皆様に心から感謝申し上げます。これからもブロック別本部公式大会が盛会に出来ますよう祈念申し上げます。